2025年2月 3日
ご覧いただきありがとうございます
こちらは築３０年の住宅の脱衣場のドアの修理交換写真になります・・・
２枚目の写真をご覧ください
左側の柱と引き戸がくっついてしまっています。。。
そして右側は家具
不具合を起こした引き戸の状況は
脱衣場とキッチンの間仕切り引き戸になりそれぞれの場所の
寒暖の差で暖かい空気に引き戸が押されて反ってしまいました。
それに加えてキッチン側の造り付け家具の上部が引き戸の方へ
少し傾いてしまい引き戸にぶつかってしまっていました。
こんな時の対処法で一番確実なのは引き戸の厚みを出来るだけ厚く４０ミリ程に製作してドアを入れ替える・・・
今回は戸の厚み３３ミリで引き戸を外して柱と家具の隙間を確認すると残念ながら３６ミリほどでした
反りにくい４０ミリの引き戸はそのスペースにおさまりません。
３枚目の写真は脱衣場から見た柱に傷つけられた引き戸です
そして４枚目、施主様に丁寧に状況を説明し今現在確実に対処可能な方法として
柱を少しカンナで削ることで不具合の解消が出来て費用までもおさえることができました。
柱を少し削っても家の強度には微塵も影響は出ませんし
削った柱面は引き戸が収まると全部隠れてしまうので見た目の影響もまったくありません。
近い将来再びドアの反りできちんと動かない場合は据え付けられたキッチン家具の移設か
引き戸を思い切って薄く反りにくい素材のものへ交換する提案をしました。
費用を考えると後者がよりベターと判断しましたが今回は普通に動いてくれたので
修理費用を抑えることが可能になりました。
ドアの修理は本当に様々なケースが考えられます
費用に遠慮なく作業が出来ればまた違うのでしょうがそんなケースは稀ですね。
ご覧いただきありがとうございました。
